4月24日(水)、鞍馬山の竜神池に行ってきました。当日の朝、小雨が降る中、龍の玉を持つ伴侶と縁の深い知人と一緒にレンタカーで、鞍馬山に向かいました。私にとって鞍馬山は3回目、伴侶は2度目でしたが、竜神池は私たちは初めて訪れる場所でした。

京都駅から約30分程で鞍馬駅の駐車場に到着しました。レイキ仲間と竜神池を訪れたことのある知人に先導をお願いし、参拝経路も全てお任せしました。前の晩から雨降りの天気予報だったので、雨に濡れるのが嫌いな伴侶は重い足取りのようでした。
琵琶湖の竹生島神社に参拝した後、伴侶は新しい玉を授かっていました。3月24日の葉山でのお話会のヒプノセラピーグループセッションで、大きな龍神が出てきて、黄色の玉を与えられたのでした。その話を聞いた時に、黄色の玉は竜神池で使うのだなと私は直観的に分かりました。
今回、伴侶はいつもの札幌・円山の龍と共に連れて来たものがありました。キラキラ光る精霊たちでした。彼女は、入浴用にとネット通販で購入した姫川薬石に、精霊たちがいることに気づきました。そして、札幌神宮に参拝に行くときには、精霊の「キラキラちゃん」たちがどんどん増えていき、彼女を取り囲んだといいます。
彼女は「キラキラちゃん」たちも竜神池に行きたがっていると感じていました。今回の彼女は、エネルギー体の円山の龍神、黄色の龍の玉と精霊たちを移動させる、「運び屋」の役割も担っていました。竜神池でどんなことが起こるのか、私はとても楽しみでした。
雨具に身を纏った私たちは、鞍馬山の仁王門をくぐると、そこは清浄な空気の世界でした。ケーブルカーに乗る前に、魔王の瀧、冠者社、岩上社、大杉社、八幡宮社、由岐神社の順にお参りしていきました。魔王の瀧の前には、玉を手にしたユーモアのある笑顔の龍神様の像が置かれていました。
小さな滝の水しぶきを手で体に浴びせて体を清めました。一人ひとり順番にお浄めしていると、伴侶の番になりました。彼女は水しぶきを浴びた後、石の上で足を滑らせて転んでしまいました。「目を覚ませ!」と誰かに言われたといいました。
幸い怪我はながったのですが、登山ズボンが汚れていました。彼女は、前日から雨降りの中の鞍馬山を歩くのを嫌がっていたのです。由岐神社は大国主命がお祀りされていたこともあり、大国主様からのお叱りだなと私は感じました。伴侶は照れた笑みを浮かべていました。
私たちは、山門駅からケーブルカーに乗車して、終点の多宝塔駅で降りました。ひたすら石段と坂道を登り、鞍馬寺本殿金堂に到着しました。霧雨程度の雨になっていて、人はまばらでした。三尊尊天が奉安されている本殿金堂を拝観し、地下の宝殿も見学しました。
三尊尊天とは、毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊のことです。次に、光明心殿を拝観しました。光明心殿の中には護法魔王尊がお祀りされていました。護法魔王尊像は目が光っており、威厳のあるお姿でした。
私たち三人は心静かに正座して護法魔王尊像を拝していると、「サナト・クマラ」と伴侶が言いました。誰かが伝えてきたといいます。護法魔王尊はサナト・クマラであり、どうやら、サナト・クマラと私はご縁があるというのです。
その後、私たちは竜神池を目指して、奥ノ院魔王殿の方に歩いて行きました。雨にぬかるんだ道に注意しながら、ゆっくり進んで行きました。山道には誰もいませんでした。伴侶は私たちの後方から2頭の小さな龍たちがついてきているのに気づきました。
山道の途中に分岐点があり、私たちは右に入りました。知人が前回来た時には、人が通れる獣道のような山道だったといいますが、不思議なことに、山道の階段が整備されて歩きやすくなっていました。分岐点から約10分歩いて、竜神池に到着しました。竜神池と記されたお社がありました。
私たちはお社でお参りした後、竜神池の側に行ってみました。何故か、心地良いそよ風が吹いてきました。竜神池を眺めていると私は不思議に声を出して歌いたくなる気分になりました。伴侶に変化がありました。竜神池の上では、ついて来た2頭の龍がくるくる回っていたといいます。
彼女が持っていた黄色の玉が池にぽちゃんと落ちて、大きな白龍が天に昇って行ったそうです。伴侶の中に居た円山の龍も顔を出して、きょろきょろと外を様子見てから、空に飛んで行ったといいます。そして、精霊のキラキラちゃんたちも一斉に昇天して行ったそうです。
精霊たちは源に還って行ったと私は感じました。きっと精霊たちにとってのアセンションなのでしょう。鞍馬山の竜神池は光の源と繋がっていると感じます。伴侶は今回のお役目を果たして安堵しているようでした。私たちは竜神池を後にしました。
竜神池の帰り道に、「白い光の人たちが見送ってくれている」と彼女は言いました。白い光の人たちとは鞍馬山の自然の主のようだといいます。私もお役に立てて嬉しくなりました。私たちは、奥ノ院魔王殿まで足を運び、引き返して来ました。伴侶は、途中で、とっても大きな天狗が見えたといいます。
鞍馬山を下りると、仁王門前にある精進料理の店「雍州路(ようしゅうじ)」で精進料理の昼食をとりました。総本山鞍馬寺御用達のお店ということで、とても美味しかったです。ランチを済ませると外の雨脚が激しくなっていました。
まだ、家路には時間があるので、世界文化遺産の上賀茂神社に参拝することにしました。車で15分程で上賀茂神社に着きました。上賀茂神社は私と伴侶は初めて訪れる場所でした。幾度から来たことのある知人に上賀茂神社を案内してもらいました。
私たちは傘をさしながら境内を歩いて回りました。上賀茂神社の御祭神は加茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)。上賀茂神社の境内には、清流が流れていました。私たちは本殿で参拝した後、色々な末社や別社をお参りしていきました。
最後に訪れたお社が、上賀茂神社の右はずれにある二葉姫稲荷神社でした。何重もの朱色の鳥居をくぐって、坂を上って行くと小高い丘にいくつものお社がありました。本社の御祭神は倉稲御魂神(うかのみたまのかみ)でした。
二葉姫稲荷神社の境内には、金毘羅宮、天之斑駒社、光善稲荷、八島龍神、御影龍神がありました。伴侶が八島龍神にお参りしている時に、思いもよらない出来事が起きました。「透明な玉が体の中にずぼっと入って来た」と彼女は驚きながら話しました。
伴侶は次の新しい龍の玉を授かったのです。鞍馬山の竜神池でお役目を果たしたばかりなのに、上賀茂神社の敷地内の二葉姫稲荷神社の八島龍神で、新しい龍の玉をもらうとは私たち3人の誰も予期していませんでした。
神一厘の仕組とはこういうことなのでしょう。感じるままに動くことが次につながるようになっていると感じます。今度の透明な龍の玉はどこに運ぶことになるのでしょうか。龍の玉を持つ役割の旅はまだまだ続きます。
ラベル:鞍馬山 竜神池 京都
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