2014年04月20日

福岡 宗像大社 〜巡礼の旅(21)〜

たくさんの彷徨える方々が光となって昇天した高宮祭場での浄化と田心姫命から要請を受けて日光からのルートを開いた宗像大社・辺津宮の第二宮での封印解除

12月9日(月)、午前8時半頃、小倉駅を出発してJR鹿児島本線の快速に約40分乗車して、東郷駅に着きました。東郷駅からバスに乗り、約20分で神湊波止場のバス停に到着しました。宗像大社・辺津宮(へんつぐう)はすぐそばにありました。鳥居をくぐると人懐こい茶トラの猫が私たちを迎えてくれました。

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宗像大社は辺津宮、中津宮(なかつぐう)、沖津宮(おきつぐう)の三宮から成っています。御祭神は、辺津宮に市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、中津宮に湍津姫命(たぎつひめのみこと)、 沖津宮に田心姫命(たごりひめのみこと)をお祀りしています。三柱の女神様は総称して宗像三女神と呼ばれています。

私たちは宗像大社には初めての参拝でした。平日の午前中ということもあり、参拝客はまばらです。自動ドアを備えた非常に綺麗なトイレには驚かされました。境内は隅々まで清掃が行き届いている感じでした。参道を歩いて行き、境内鳥居、太鼓橋を過ぎ、手水舎で浄めました。

神門をくぐって拝殿でお参りをしました。事前に調べた時には、境内の右手奥にある高宮祭場が気になっていました。私たちは高宮祭場に向かって、本殿の境内から高宮参道を歩いて行きました。少し小高い場所に差し掛かると景色が広がる場所がありました。

小高い丘から風景を眺めていると伴侶は伝えてきました。「後ろの林の方が光を求めている」と。まさに、その場所が高宮祭場でした。私は伴侶の求めに応じて、お祈りしながら林の中に光の柱を降ろしました。「たくさんの方たちが昇って行く」と彼女は伝えてくれました。

私たちの感覚を総合すると、どうやら昔の戦いなどで海で亡くなった方たちの彷徨える魂だろうということです。後日、調べてみると、宗像大社が鎮座する玄海エリアは、古代から中国大陸や朝鮮半島との文化交流の拠点、宗像海人族(むなかたあまぞく)の地として重要なところだったようです。

古くから大陸との交易や漁業によって生計をたてていた地域であり、波荒い玄界灘を自由に行き来していた海人族の地域ゆえ、航海の無事を願い、宗像大社などが建立されたといいます。そこから少し歩き、高宮祭場を正面から臨み、お参りしました。

高宮祭場は、沖ノ島と並び、日本の祈りの原形を今に伝える全国でも数少ない古代祭場ということです。由緒書には、「宗像大神御降臨の地と言はれています。社殿がいまだ創建されない悠遠のいにしえ この地で祭祀が行なわれ敬虔な祈りが捧げられたのであります」と記されていました。

すでに、伴侶の体からは、ツインの龍神の饒速日命と瀬織津姫が放たれて、浄化してくれていました。私たちは高宮祭場を後にして、戻り道を歩いて行き、第二宮(ていにぐう)、第三宮(ていさんぐう)に着きました。敷地内には。比較的新しいお社が2つ並んでいました。

第二宮に沖津宮の田心姫命を、第三宮に中津宮の湍津姫命をお祀りしています。第二宮の御祭神の田心姫命は、御子神の味耜高彦根命(あぢすきたかねひこのみこと)と一緒に日光の滝尾神社にお連れしたばかりでした。私は伴侶にチャネリングをお願いしました。

田心姫神から何かメッセージをもらえるかもしれないと感じていました。「出たいからここを開けて欲しいとお姫様が言っている」と彼女は伝えてくれました。やはりルートが封じられているようでした。私は封印解除のために光の柱を降ろしました。

「お姫様と龍神様が出ていらっしゃった。並んでこちらをご覧になってる」と伴侶が教えてくれました。日光の滝尾神社と宗像大社の第二宮が繋がったようでした。「大国主さんがお二人と会っている」と伴侶が言いました。

北海道から彼女がお連れした大国主命が奥様と息子さんに対面しているようでした。家族で再会できて、とても仲睦まじい感じだったといいます。第二宮を後にしようとした時、「お姫様と龍神様が見送ってくれている」と彼女は教えてくれました。

次に、私たちは本殿の境内の御神木・楢(なら)の木の近くにある2つの神社を訪れました。松尾神社と蛭子神社が並んであり、何か封じられている感じでした。私はお祈りしながら光の柱を降ろしました。「龍神が飛び出して行った」と伴侶が教えてくれました。やはり龍神が封印されていました。

「ああ、良かった」と安堵しました。御神木・楢(なら)の木も癒しの光が必要だと伴侶が教えてくれたので、御神木にも光を降ろしました。境内には108にも及ぶ末社が本殿を囲むようにコノ字型に並んでいました。ツインの龍神たちも浄化と解除の働きをしてくれていました。

太陽の龍神と月の龍神は、一体となってコノ字型に並んだ祠を突き抜けて行ったといいます。私たちは宗像大社・辺津宮の浄化と封印解除を終えました。九州における重要な場所である宗像の地と限界エリアが開かれ、本来の姿を取り戻すことを願いながら帰路に着いたのです。
posted by 地球の子 at 00:00| 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする