2015年11月1日(日)、前日の夜から左ひじの内側に軽い痛みを覚えていました。これまでの経験から左腕は能登半島を示しており、誰かに呼ばれていると思いました。大きな日本地図を眺めていると石川県鳳珠(ほうす)郡穴水(あなみず)町の辺りだと感じて、詳細地図で調べてみました。

穴水町周辺を詳細地図で見ると円山(まるやま)がありました。これまでの解除の経験では、「円山」と名付けられた山は、昔に作られた古墳としての低山だと分かっています。古墳は渡来人の墓であり、土地を封印するための役目をしています。渡来人の御魂をあげる必要があると感じました。
インターネットで調べていくと、円山は標高66mで、別名を甲山(かぶとやま)とも呼ばれ、 能登半島から日本海に突き出た御椀状の丸い形の山でした。円山には、加夫刀比古神社(かぶとひこじんじゃ)があり、円山山頂には甲塚(かぶとづか)古墳がありました。加夫刀比古神社と甲塚古墳を解除することにしました。
加夫刀比古神社は石川県鳳珠郡穴水町にある神社で、祭神は、大己貴命(おおなむじのみこと:大国主命)、少彦名命(すくなひこのみこと)、倉稻魂命(うかのみたまのみこと)といいます。画像を見ると、こじんまりとして古めかしい感じの神社でした。加夫刀比古神社に光を降ろしました。
「光は入りました」と伴侶が伝えて来ました。次に、甲塚古墳に移りました。甲塚古墳は、建許侶命(たけころのみこと)の墓という言い伝えがあるといいます。建許侶命は渡来人だと感じます。築山のような小山の前に「史跡 甲塚古墳」と刻まれた石碑と案内板が映った画像がありました。
画像を見て甲塚古墳に光を降ろしました。「開きました。4人くらい居た。渡来人の人間だった人たち。待っていたみたい」と伴侶が教えてくれました。4人の渡来人の御魂が昇天して行きました。渡来人たちの闇のエネルギー体が留まっていることで封印されたのが解除されて開かれたのです。
11月4日(水)、前の晩から右あごに痛みがありました。右あごの部分は、日本列島では宮城県の松島辺りだと感じました。松島周辺の地図を見ていくと瑞巌寺(ずいがんじ)が気になりました。瑞巌寺は、宮城県宮城郡松島町の日本三景・松島にある臨済宗妙心寺派の寺院です。
瑞巌寺の正式名は、松島青龍山瑞巌円福禅寺(しょうとうせいりゅうざん ずいがんえんぷくぜんじ)と言います。天長5年(828年)円仁(自覚大師)が開山したと伝えられ、本尊は、聖観音菩薩です。航空写真地図で瑞巌寺を確認して光を降ろしました。「青龍が出てきて光に還った」と伴侶が伝えて来ました。
青龍は闇のエネルギー体の龍で、土地を封印する働きがあります。青龍が光に還ったことから、瑞巌寺の地が解放されたのです。瑞巌寺を調べていくと、松尾芭蕉と縁が深いと分かりました。芭蕉が松島を歌った句「松島やああ松島や松島や」があり、毎年、11月第2日曜日には芭蕉祭が行われているといいます。
松尾芭蕉は、江戸時代前期の俳諧師と言われていますが、実際は、全国を行脚して、光の地を封印していた闇の役割を担っていた人だと感じていました。これまでの巡礼の旅で、解除した場所には芭蕉が立ち寄ったという石碑があったことで、芭蕉の正体に気づきました。
松尾芭蕉の御魂をあげる必要があると感じて、墓所を探しました。松尾芭蕉の場所は、大阪市天王寺区の3つの寺にありましたが、その内の四天王寺の墓を選びました。墓所の画像を見て光を降ろすと、「そなたとは縁が深いと伝えて来た」と伴侶が教えてくれました。
私も前世で封印する闇の役割をしていたので、松尾芭蕉とは、魂的に深い縁があるのかもしれません。この時は、芭蕉の御魂が光に還ったかどうかは分かりませんでした。翌日の11月5日(木)、松島を解除することにしました。松島を調べていくと、瑞巌寺の奥の院と呼ばれる「雄島」が気になりました。
雄島には、磨崖仏(まがいぶつ)があり、修行僧が修行した岩窟が点在することから島全体が霊場となっていました。この雄島が松島全体を封じている大元だと感じました。航空写真地図で雄島を確認して光を降ろしました。「でっかい白蛇さんが出て来た。水陸両用の白蛇」と伴侶が伝えて来ました。
「白蛇は渡来人が大陸から持ち込んだ。芭蕉は白蛇の化身みたい」と伴侶がつけ加えました。白蛇は、闇の存在であり、闇のエネルギー体です。松尾芭蕉は、白蛇の闇のエネルギーを用いて土地を封印していたと感じました。松島を封じていた白蛇のエネルギー体は光に還りました。
最後に松島全体に光を降ろしました。「光が入りました」と伴侶が伝えて来ました。体の痛みから始まった解除のワークは無事に終了しました。体の痛みは、闇のエネルギー体が光に還るために知らせて来たサインなのです。石川県穴水の地と宮城県松山の地が開かれて、光が広がって行くことを願っています
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