2016年10月04日

大分 姫島 〜巡礼の旅(325)〜

「国産み神話の島である姫島の姫島七不思議の場所に光を降ろして行った。観音崎の千人堂に光を降ろすと、縄文の女神が現れた。子供を産むことを意味する母親みたいな女神。周防大島を解除すると鳥が解放された。連れの鳥は女神の所に戻って、女神は本来の姿に戻った。」

2015年11月30日(月)、アルプスの山々に光を降ろし、日本列島の龍体エネルギーを解放したことで、私たちの日本での土地の封印解除は終了だと思っていました。しかし、まだ解放すべき光の存在がいました。2016年4月7日(木)、腰の中心に痛みを覚えたことがきっかけになりました。

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朝起きると腰の真中辺りに痛みを感じました。若い頃から腰痛持ちだった私にとって、今回の腰痛は、普通の腰の痛みとは違うと感じました。過去の経験から、体の痛みや不調は、封印解除する場所を教えるサインでした。体が日本列島とすると腰の中心部は瀬戸内海の辺りでした。

ネットで詳細に調べて行くと「姫島(ひめしま)」が目につきました。姫島は、大分県北東部の国東半島沖に浮かぶ島で、一島一村であり、全島で大分県東国東郡姫島村になります。姫島は、国産み神話でイザナギとイザナミが産んだ島のひとつ女島(ひめじま)とされています。

国産み神話は古事記などに記されており、伊邪那岐(イザナギ)、伊邪那美(イザナミ)の2神が、大八島(日本)の後に続けて産んだとされる6つの島のうち、4番目に産んだ女島であるとされます。国産み神話の島ということは、何かが隠されて封印されていると感じました。

姫島には、「姫島七不思議」と呼ばれる、7つの伝承がありました。阿弥陀牡蠣(あみだかき)、浮田(うきた)、拍子水(ひょうしみず)、かねつけ石、逆柳(さかさやなぎ)、浮洲(うきす)、観音崎の千人堂の七つです。姫島七不思議の一つ一つに光を降ろして行けば、封印が解けると感じました。

姫島七不思議の中で、観音崎の千人堂が一番重要であり、最後に解除することにしました。まずは阿弥陀牡蠣から開始しました。阿弥陀牡蠣は、姫島の東端にある姫島灯台の断崖下の船でしか行けない海蝕洞窟に群生するカキで、阿弥陀如来に似た形をしていることから名づけられたといいます。

阿弥陀牡蠣が群生する海蝕洞窟の画像を見て光を降ろしました。「いいと思います」と伴侶が伝えて来ました。次に、浮田に移りました。浮田は、昔は大蛇の夫婦が住んでいた池で、誤って大蛇もろとも池を埋め立てて田にしてしまったために、大蛇の怒りで田が浮いているように揺れるといいます。

浮田の画像を見て光を降ろしました。「何か大きなモノを封じている一つ」と伴侶が教えてくれました。姫島七不思議は、光の存在を封じている楔の一つ一つだと感じました。次に、拍子水、かねつけ石、逆柳に移りました。いずれも、比売語曽(ひめこそ)神社の境内にあるものでした。

拍子水は、別名をおはぐろ水ともいい、比売語曽姫がお歯黒をつけた後に口をすすぐ水がなかったので、手拍子を打って祈ったところ、岩の間から湧き出してきた水であると伝えられます。かねつけ石は、別名をおはぐろ石ともいわれ、比売語曽姫がお歯黒をつけた場所だとされます。

かねつけ石に猪口と筆を置いた跡が窪みになって残っているといいます。逆柳は、比売語曽姫が使った柳の楊枝を土中に逆さまに挿すと、そこから生えた柳であり、そのため枝が垂れていないと伝えられます。比売語曽神社は、姫島の名前の由来となった比売語曽神を祀る神社です。

拍子水、かねつけ石、逆柳を解除するために比売語曽神社の画像を見て、光を降ろしました。「いいです」と伴侶が伝えて来ました。次に、浮州に移りました。浮洲は、姫島の沖合にある小さな洲で、漁業の神として島の漁師の信仰を集める高倍様(たかべさま)が祀られています。

高部様やその鳥居は、高潮や大時化に遭っても海水に浸かることがなく、この洲が海中に浮いているようであることから、浮洲と名付けられたといいます。浮洲の画像を見て光を降ろしました。「いいと思います」と伴侶が伝えて来ました。次に、姫島七不思議の最後の観音崎の千人堂に移りました。

観音崎の千人堂は、島でも屈指の景勝地である観音崎にある小さなお堂で、1寸2分の黄金の馬頭観音像が祀られています。大晦日の晩に債鬼(借金取り)に追われた島民千人を匿ったとの伝説があり、大晦日の晩に千人堂に詣ると借金取りから逃れられると言い伝えられているといいます。

観音崎の千人堂の画像を見て光を降ろしました。「縄文の女神様みたいな存在が出て来た。母親みたいな女神様。子供を生むことを意味する」と伴侶が教えてくれました。「生むこと」を司る女神を封じた故に、国生み神話を作ったのであり、解放する際のヒントの役割もあると感じました。

姫島の女神を解放した翌日、国生み神話で7番目に生まれた島とされる周防大島(すおうおおしま:屋代島)の解除をしました。周防大島は、山口県大島郡周防大島町に属する島です。周防大島を調べると立岩、帯石、厳門、厳門の四岩合わせ奇岩があり、4つの奇岩に光を降ろすことにしました。

帯石に光を降ろすと、「何かある」と伴侶が教えてくれました。他の3つの奇岩にも光を降ろして、最後に周防大島全体に光を降ろしました。「鳥ちゃんがいる」と伴侶が言いました。「姫島から解放された女神様の所に飛んで行った。女神様の連れ」と伴侶が伝えて来ました。

姫島から解放された女神は、鳥を連れていたようです。周防大島に封印された鳥が解放され、姫島の女神の下に帰ったことで、誕生を司る女神はその役目を果たす時が来たのだと感じます。姫島の女神の解放の後、日本列島の各所から封印された女神を解放することになって行ったのです。

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posted by 地球の子 at 00:01| 大分県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする