12月中旬、光の講座の参加者の方から「不二阿祖山(ふじあそやま)太神宮」のキーワードを伝えて頂きました。不二阿祖山太神宮は、山梨県富士吉田市にあり、富士太神と祭神とする日本最古の神社とされます。富士山噴火により社が焼失した後、現在は再建されています。

不二阿祖山太神宮を調べていくと、「富士王朝」「富士曼荼羅」の言葉が出て来ました。「富士王朝」とは、太古の昔より富士山麓に栄えていた、不二阿祖山太神宮を中心とする「不二高天原」としての都だといいます。「富士曼荼羅」は、 冨士浅間大社所蔵の「絹本著色富士曼荼羅図」に由来するようです。
「富士曼荼羅図」の画像を見ると、富士山山頂に三柱の神々、富士山の両側に太陽と月が描かれています。富士山の下には、神社仏閣の様子が描かれており、富士登山に際して、絵を使って富士山の信仰を説明する「絵解き」として使用されたといいます。「曼荼羅」は、裏インドの地下世界のヒントだと感じました。
不二阿祖山太神宮の境内案内図を見ていくと、「三柱鳥居」がありました。過去に巡礼の旅で訪れた京都の木嶋神社にも同じものがあったと記憶しています。「3」や「三角形」は、アークトゥルス(アーク)の闇の象徴であり、「三柱鳥居」はアークの証を残したものだと感じます。
不二阿祖山太神宮の境内と中心を意図して遠隔で光を降ろしました。「光が入った。ナーガがいて還った。巻き込む。穴に落とす」と伴侶が教えてくれました。やはり裏インドと関係がありました。2日後、富士講の聖地や巡礼地を調べて行くと、人穴と人穴(ひとあな)浅間神社の碑塔群が気になりました。
人穴と人穴浅間神社は、静岡県富士宮市人穴にある富士講に関わる人穴富士講遺跡の中にあります。人穴浅間神社の祭神は、木花咲耶姫(このはなさくやびめ)、角行、徳川家康といいます。人穴は、富士山の噴火でできた溶岩洞穴であり、江戸時代には富士信仰の修行の場ともなっていた聖地です。
富士講の開祖・角行は、人穴を浄土と呼び、内部で修行をしたと伝わります。人穴に画像を観て光を降ろすと、「入りました」と伴侶が伝えて来ました。次に碑塔群に移りました。角行の墓碑の他に富士講信者たちが多数埋葬された墓碑が300以上あるいいます。富士講信者の人たちの魂を上げるよう意図して、光を降ろしました。
「みんな昇って行った。この人たちの魂はすごく古くて、シリウスのハトホル集団から教わったけど、美しさが分からずにアークに持って行って役立てた」と伴侶が教えてくれました。呪術などシリウスがベースの純粋な闇としての青の闇を、アークに移ってエゴを含めた赤の闇に応用して行ったと感じます。
次に、忍野八海(おしのはっかい)に移りました。忍野八海は、山梨県南都留郡忍野村にある湧泉群です。富士山の雪解け水が地下の溶岩の間で、約20年の歳月をかけてろ過され、湧水となって8か所の泉を形成しています。「八海」の名は、富士講の人々が富士登山の際に行った8つの湧泉を巡礼する八海めぐりからきているといいます。
8つの泉の内、「出口池」が北極星の位置づけであり、他の7つの泉は北斗七星だといいます。出口池には、八大竜王が祀られた社があり、八大竜王というナーガによって封じられていると感じました。出口池が重要だと感じて光を降ろすと「ここが出入口。地下世界の裏インド」と伴侶が伝えて来ました。
富士山周辺のポイントの解除の経験から、富士山本体が裏インドの闇の地下世界に繋がっていると容易に推測できました。いよいよ富士山本体に、裏インドの闇の地下世界を意図して光を降ろしました。「虹色の光が出て来た。開かれた」と伴侶が伝えて来ました。どうやら裏インドの闇に光が入ると虹色の光が放たれるようです。
虹色の光は、開いたことを意味すると感じます。今まで幾度も富士山に光を降ろして来ましたが、ようやく開かれた感じでした。次に、シャスタ山に移りました。シャスタ山は、米国カリフォルニア州北部にある標高4,317mの山です。過去のヒプノセラピーで「富士山はシャスタ山と繋がっている」と伝えられていました。
裏インドの闇の地下世界で繋がっている意味だと分かります。シャスタ山に光を降ろすと「富士山と同じ。虹色の光が出て来た。誰かの顔が出て来た。釈迦かな」と伴侶が伝えて来ました。次に、シナイ山に移りました。シナイ山は、シナイ半島にある、モーセが神から十戒を授かったとされる場所の山です。
ネットで調べていくと、千円札の富士山の湖に映った山がシナイ山だという情報に行き着きました。シナイ山に光を降ろすと「光が入りました」と伴侶が伝えて来ました。最後に、セドナに移りました。過去2回、セドナの地を訪れたことは、最終的に闇の解除と統合のためだったと感じます。
セドナの解除ポイントは分かっていました。4大ボルティックスが十字にクロスする場所を意味する「レッドロッククロッシング」です。カセドラルロックを背景にして写真を撮った場所で、何故か、ブログランキングの画像に使用していました。その画像を観て光を降ろすと、「すごい大きな渦巻きがあった」と伴侶が教えてくれました。
「巻き込む、引きずり込まれる」と付け加えて来ました。以前、「砂漠に逆三角形のピラミッドのビジョンを観た」と伴侶が伝えて来たことを思い出しました。この場所は、蟻地獄のように闇の地下世界に吸い込まれる場所だったと感じます。今回の光のワークで、「世界軸」と呼ばれる場所が裏インドの闇の地下世界と繋がっていると分かりました。
「世界軸」とは、大地と天との接続点を表すシンボルです。富士山のように、美しい大きなランドマークであるが故に、多くの人が注目して、看板になる場所です。世界軸から闇を供給することで、自然に闇が広がる仕組だと言えます。裏インドの闇の地下世界に開かれて、地球に光が広がって行くことを願っています。
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