ここ数か月間、「目黒」というキーワードを幾度も聞いていました。大学時代、目黒の遠戚で家庭教師をしていたこともあり、目黒は縁ある場所だと感じていました。実家の父親も若い頃、目黒のコーヒー問屋で働いていたといい、東京の縁ある場所を訪れてみたいと言って来ました。

昨年6月のヒプノセラピーで「目黒不動尊」という具体名が出て来て、はじめて、「目黒」のワードは解除のためのメッセージだったと感じました。7月上旬、目黒不動尊を訪れました。猛暑の日の午前、バスと電車を乗り継いで、東急目黒線「不動前」駅に到着しました。目黒不動尊は、駅から徒歩15分程でした。
目黒不動尊の正式名は瀧泉寺(りゅうせんじ)です。瀧泉寺は、東京都目黒区下目黒にある、天台宗の寺院です。山号は泰叡山(たいえいざん)で、不動明王を本尊とし、江戸三大不動、江戸五色不動の1つとされます。実際に足を運ぶ必要性から、目黒不動尊には、大事なものがあると感じていました。
ヒプノセラピーでは、「目を付ける」と伝えられたので目玉のエネルギー体がいると感じていました。事前調査で目黒不動尊は、「東京の名湧水57選」(東京都環境局)に指定されていることが分かりました。「独鈷(とっこ)の滝」という湧水の場所があるのです。水のエネルギーが封印されていると思いました。
もしかすると、裏インドの女神・カーリーのエネルギー体もいるかもしれないと感じました。仁王門をくぐると境内案内図があり、重要と思われるポイントを探しました。すぐ目に付いたのが、大本堂の右手奥にある「八大童子の山」でした。まず、仁王門を出て正面左にある「独鈷の滝」に移動しました。
ここが湧水の場所です。青龍の口から水が出ていました。封じる番人としての、大小の不動明王像と幾つかの石仏が祀られていました。この地が開かれるよう意図して光を降ろすと、周りが明るくなった感じでした。石段を登って大本堂のある境内に入り、右手奥の「八大童子の山」に移動しました。
「八大童子の山」は、柵で行き止まりになって、近くまで行けませんでした。離れて観ると、裏インドと繋がる「富士塚」のような感じの築山になっていました。不動明王像の周りに八人の童子の像が祀られていました。開くよう意図して光を降ろすと、「お不動さんの周りの8人はカーリー」と伴侶が教えてくれました。
ここが実質的な水のエネルギーを封じる場所だと感じました。カーリーと不動明王像のエネルギー体が光に還るよう意図して再度、光を降ろしました。「いいと思います」と伴侶が伝えて来ました。カーリーのエネルギー体は光に還って行きました。この時、下から冷気が上がって来るのを感じました。
4月の長野巡礼の旅の中で、仁科神明宮で光を降ろした時と同じ感覚でした。水のエネルギーが流れたと分かったのです。大本堂で挨拶した後、大本堂の後方に祀られていた大日如来像の場所に移動しました。実質的に、参拝者の方々は、この大日如来を拝んでいると感じました。
開かれるよう意図して大日如来像に光を降ろすと、「いいと思います」と伴侶が伝えて来ました。これで解除を終えたと思って、目黒不動尊を後にしました。しかし、帰宅してから目玉の解除を忘れたのを思い出しました。ただ光を降ろしただけでは、目玉のエネルギー体は解除されません。
対象を意図して光を降ろす必要があります。遠隔で目玉のエネルギー体を解除することにしました。まず、どこに目玉のエネルギー体がいるのか、感覚を使って見当をつける必要がありました。本尊の不動明王像を祀っている大本堂に光を降ろすと、「ここは空っぽ」と伴侶が伝えて来ました。
目玉を意味する太陽の象徴である「大日如来像」と直感しました。意図して大日如来像に光を降ろすと、「ここに居た。還って行った」と伴侶が教えてくれました。目玉のエネルギー体は、参拝者の人たちに目玉を付けて封じていたのです。ネットで目黒不動尊のブログを観ていると、大事な場所があることに気づきました。
大日如来像の後ろに、鳥居と「地主神」と記された小さな祠がありました。実際に訪れたのに、全く分かりませんでした。大日如来像に隠されている感じでした。「重要な何かが封印されている」と直感しました。意図して光を降ろすと、「炎が燃えていた」と伴侶が教えてくれました。
火のエネルギーで水のエネルギーを封印していたと感じました。この地主神の祠が、目黒不動尊で一番重要な場所でした。自由になった火のエネルギーを光に統合する必要がありました。再度、意図して光を降ろすと、「水のエネルギーが流れて来た」と伴侶が伝えて来ました。これで目黒不動尊の解除が終わりました。
不動明王像の背後には、炎が描かれています。目黒不動尊の不動明王は、実質的に、水のエネルギーを封印するための「火のエネルギー」だと感じます。火のエネルギー、カーリー、目玉のエネルギー体によって幾重にも封印されていたことは、目黒不動尊の地は、本来、重要な光の拠点であることを示唆しています。
目黒不動尊の解除をきっかけにして、東京の湧水地の解除が始まりました。東京は、大事な水の場所なのです。目黒不動尊を訪れる前日、光の仲間の方からのメールで、「水道橋」のキーワードが与えられていました。東京の地が本来の光になるための、水のエネルギーの解放に繋がって行ったのです。
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