2019年10月05日

北海道 ケルト十字とレムリア 〜巡礼の旅(506)〜

「ケルト十字が大千軒岳、トラピスチヌス修道院、カトリック元町教会に置かれたのはヒントを残すため。ケルト十字は、光を放つ図形。函館、道南の地は、レムリアの光が受け継がれた場所。その地で分離が行われ、再び統合されて本来の光が戻った。」

3日目は函館公園と函館八幡宮を訪れました。午前9時に旅館を出て、市電と徒歩で函館公園に到着しました。函館公園を解除ポイントに選んだ理由は、石川啄木の歌碑があったからです。過去のワークで石川啄木は裏で闇の仕事をしていたと分かっていました。

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暗闇にするためのエージェントの役割です。石川啄木は生前、北海道の函館、札幌、小樽、釧路といった街に足を運んでいます。文学者を表看板にして光を封印する仕事をしていました。具体的には、三行詩の石碑と裏インドの女神・カーリーの闇のエネルギーを置いてレイラインを封じて行ったのです。

レイラインは水の道であり、光のエネルギーラインです。過去のヒプノセラピーの中で「三行書きが大事。闇を降ろした。カーリーに手伝ってもらった」と伝えられました。その場所を封印する理由は「流れると自由になるので、自由に動けなくする。水の流れが良くなると、そこが栄えるから」といいます。

以前、北海道の小樽、釧路、函館の石川啄木の縁ある場所には、遠隔で光を降ろしていました。函館公園は、函館市青柳町にある公園です。1879年(明治12年)5月に開拓使仮博物場が開館したことが始まりです。函館公園の入口で案内板を観た後、公園内を散策して行きました。公園の左端にひっそりと歌碑が置かれていました。

石川啄木の歌碑の前で、公園全体に光を降ろしました。巻風が吹いたと感じ、「いいと思います」と伴侶が伝えて来ました。函館公園を後にし、徒歩で函館八幡宮に移動しました。函館八幡宮は、函館市谷地頭町にある神社で、祭神は、品陀和気命(ほんだわけのみこと:応神天皇、八幡神)とされます。

函館八幡宮には、2013年12月に巡礼の旅で一度、訪れており、今回が二度目です。境内を散策した後、稲荷神社の前で、函館八幡宮全体に光を降ろしました。「OKです」と伴侶が言いました。函館八幡宮の解除を終えて函館駅に向かおうとした時、道路脇に「碧血碑(へきけつひ)」の案内板が目に入りました。

碧血碑は、函館山に明治8年(1875年)5月に建立された戊辰戦争、特に箱館戦争における旧幕府軍の戦死者を記念する慰霊碑です。土方歳三や中島三郎助などをはじめとする約800人の戦死者を弔っています。 計画段階で、時間があれば足を運びたいと思っていた場所でした。日蓮宗の寺院の上にあり、かなりの坂道でした。

登るのが大変なので、伴侶には待機してもらい、私1人で向かいました。10分程歩いて現地に着きました。慰霊碑は、ひっそりと佇んでいました。近づくと冷たいエネルギーが出ていました。鳥肌が立ったので、亡くなった沢山の人たちの魂が留まっていると感じました。全ての魂が光に還るよう祈り、光を降ろしました。

目を開けると辺りは明るくなっていました。碧血碑の解除を終えて、帰路につきました。振り返ってみると、今回の函館巡礼の旅は、火と水の統合がテーマでした。統合したということは、分離されていたということです。実際、トラピスチヌス修道院とトラピスト修道院の間に、大きな剣が置かれていました。

函館の地は、分離の場所でした。何故、函館の地なのか、という問い対しては、1つの推論があります。2015年8月、クライアントの方からメッセージを受けて、道南の大千軒岳に遠隔で光を降ろすことになりました。大千軒岳は、北海道渡島半島の南西部、松前郡松前町と上ノ国町との境にある標高1072mの山です。

寛永16年(1639年)、松前藩による隠れキリシタン処刑によって106人が殉教した地です。金山番所跡と千軒平の尾根には十字架が建てられており、毎年7月の最終日曜日には千軒岳殉教記念ミサが行われるといいます。画像を観ると、千軒平にある十字架は、何故かケルト十字でした。ケルト十字は、十字に円を加えた形です。

これがヒントでした。大千軒岳に光を降ろすと「イエス・キリストの原型」の男神が解放されました。ブラジル・リオデジャネイロのコルコバードの丘にある巨大な両手を広げたイエス・キリストの像のようでした。イエス・キリストの原型の神が大千軒岳に封印されていたのです。イエス・キリストの原型の神=ケルト十字です。

イエス・キリストの原型の神を封じて、イエス・キリストを象徴とするキリスト教を広めました。光を封印して闇にするためです。本来、ケルト十字の形は、光を放つ形です。それがケルト十字の円を分離して十字を残すことで闇にしたのです。光のものを分離すると闇になることは経験的に分かっていました。

過去のヒプノセラピーで、ケルトの女神・聖ブリジッドから「ケルティアン十字は、縦であり横である。そしてそれが全体(丸)であるということを示します」と伝えられました。これは「統合」を意味していると思います。闇と光の統合です。ケルト十字は、本来の姿としてのレムリアの光だと感じます。

トラピスチヌス修道院、カトリック元町教会にあったケルト十字は、そのヒントとして置かれていました。函館などの道南の地は、レムリアの光が受け継がれた場所だったと感じます。分離された地で、再び統合され本来の光に戻ったのです。道南の地が光となり、日本が輝いて行くことを願っています。

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posted by 地球の子 at 21:00| 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする