2020年04月25日

富山 修験道と薬は封印の役割 〜巡礼の旅(531)〜

「富山の薬は、立山修験が起源とされる。修験道と薬は繋がっていて、光を封印する闇の役割と感じる。修験道で山を封じ、薬で人を封じて来た。修験道と薬はシリウスの闇によるもので、開拓神と薬祖神である大国主命を封印する意味があった。」

南アルプスの「赤石岳」に光を降ろして解放した後、北アルプス(飛騨山脈)の「立山」と「穂高岳」が気になりました。2つの山とも、過去のエネルギーワークで光を降ろしていました。立山は、飛騨山脈の北部の立山連峰の主峰で、標高3015mの山です。

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雄山(おやま:標高3003m)、大汝山(おおなんじやま:標高3015m)、富士ノ折立(ふじのおりたて:標高2999m)の3つの峰の総称です。日本では数少ない、氷河の現存する山でもあります。立山は、山岳信仰が盛んなことから、富士山、白山と並び、古くから日本三大霊山とされて来ました。

さらにネットで調べて行くと、立山は「薬」と関係していることが分かりました。近代日本の闇の1つが、植民地政策に由来する、「麻薬」「薬物」に関連する「薬」だと感じています。台湾、朝鮮、満州などの植民地で、麻薬中毒者に麻薬を供給することで資金を得ていたのです。

「越中富山の薬売り」で有名な富山の「薬」は、「立山信仰(立山修験)」が原点といいます。立山修験の世界観は、立山曼荼羅の世界を見ることで理解できます。立山曼荼羅に描かれているように、具体的な場所としての「浄土」と「地獄」が存在します。立山の浄土としては、立山三山があります。

なかでも雄山は仏そのものであり、阿弥陀如来の仏国土である極楽浄土の象徴とされました。また、立山の地獄としては、硫黄が湧き出る場所である「地獄谷」、血の池とされる「みくりヶ池」、針山地獄とされる「剱岳」があります。「浄土」と「地獄」を「善」と「悪」を明確に分離したのです。

これが「分離の闇」に繋がって行きます。例えば、立山修験ゆかりの薬としては、胃腸薬の「反魂丹(はんごんたん)」があり、吉野修験の薬として胃腸薬の「陀羅尼助(だらにすけ)」があります。立山修験や吉野修験などの修験道が、特に光の場所である山々を封印する役割を担っていると感じます。

「薬」の中でも「西洋薬」は、「善」「悪」の「悪」の部分に対処するための物として捉えることが出来ます。「病気」を「悪」として、対処するのが「西洋薬」と言えます。「薬」は「神道」とも関係しています。薬関係の神社として「薬祖神社」があり、祭神として「大国主命」「少彦名命」が祀られています。

大国主命、少彦名命は、薬の神様とされており、薬関係の会社や人々に信仰されています。実は、この2柱の大国主命、少彦名命は、北海道神宮や台湾神宮の開拓三神でもあります。ここに「開拓」=「薬」という暗闇に繋がるヒントがあります。北海道や植民地は、同じ「開拓」という範疇なのです。

「開拓」という言葉は、現実世界では「開く」という意味ですが、本質のエネルギーの世界では、「暗闇にする」ことになります。過去のワークから大国主命の縁が深い山が穂高岳と分かっていました。穂高岳は、飛騨山脈にある標高3190mの山です。立山と穂高岳に光を降ろしました。

「穂高岳には私の光が出た」と伴侶が伝えて来ました。シリウスの闇で封じられた穂高岳が、シリウスの光で解放されたのです。赤石岳、穂高岳、立山といったアルプスの山々は「糸魚川・静岡構造線」に沿っています。これらの山々を封印することが、「構造線」を縛り、暗闇を保持するためのものだったと感じます。

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posted by 地球の子 at 19:52| 富山県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする