2022年08月28日

インドネシア 戦後補償ビジネスの工作活動から誕生したデヴィ夫人 〜巡礼の旅(684)〜

「インドネシアの戦後賠償ビジネスの工作活動から誕生したのがスカルノ大統領の第三夫人となったデヴィ夫人。日本とインドネシアの支配層がグルになって日本国民の巨額税金を懐に入れる闇の仕組がつくられた。戦後賠償ビジネスは、ODA利権として引継がれている。」

本の紹介1冊目〜続きB〜:神鷲(ガルーダ)商人 戦後賠償の構図》には、戦後賠償の仕組とデヴィ婦人の誕生秘話が描かれています。1950年8月、インドネシアが正式に独立を果たして、初代大統領が建国の父と言われるスカルノ大統領です。

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1957年10月には、岸信介首相とスカルノ大統領の間で、日本国政府がインドネシアに戦後賠償金として803億円を供与することが決まりました。これは、ひも付き賠償金と呼ばれ、現金での供与ではなく、実質的に物資での供与になります。

インドネシアは803億円で日本から物資を購入することになりました。賠償金がインドネシア政府に支払われるように見えますが、実質的にその賠償金は、日本の物資に紐づいているため、賠償金は日本の商社、建設業者へと流れる仕組です。

実際、日本からは、船舶、トラック、建設物などが、商社・建設業者を通じてインドネシアに渡ったのです。この賠償金ビジネスは、インドネシアのスカルノ大統領と日本の商社に莫大な利益をもたらしました。日本人女性好きのスカルノ大統領との太いパイプ構築のために、商社は、日本人女性を派遣しました。

500万円(現在の9000万円)と都心の一等地100坪を交換条件に、根本七保子(後のデヴィ夫人)をスカルノ大統領に対面させたのです。根本七保子は、19歳の時に赤坂のナイトクラブ「コパカバーナ」働いていたのですが、その際立った美貌に目を付けたのが、中堅商社の東日貿易の久保正雄社長でした。

スカルノ大統領は、大いに気に入り1959年根本七保子はジャカルタに渡りました。しばらく愛人生活を続けましたが、62年に正式にスカルノの第三夫人となり、日本国籍を除籍し、インドネシア国籍を取得して名前をラトナ・サリ・デヴィ・スカルノに変えました。

これがデヴィ夫人誕生ストーリーです。公金を不正流用し、私腹を肥やすために、インドネシアのトップとパイプを太くする目的で、大金で雇われた女諜報部員のようだと感じました。デヴィ夫人に光を降ろすと「工作員」と伴侶が伝えて来ました。

本の紹介1冊目〜続きE〜まとめ:神鷲(ガルーダ)商人 戦後賠償金の行方》には、戦後賠償ビジネスとODA利権について記載されています。その中にある「建設プロジェクトの資金の流れ」の図表には、キックバックの割合まで示された非常に生々しい実態を描かれています。

2つのルートがあり、1つは、スカルノ大統領-木下商店(岩下商店)-【岸信介】-大成建設・ホテルインドネシアです。もう1つは、スカルノ大統領-東日貿易(東方商事)・伊藤忠商事-【児玉誉士夫・河野一郎】-大林組・サリナデパートです。

スカルノ大統領に対して6%の献金、日本の政治家に対しては数%の御礼金(キックバック)と記されています。戦後賠償プロジェクトで、商社・政治家・建設会社が巨額の利益を上げた姿が分かります。資金源は、日本国民の税金です。

この戦後賠償は、後にODA(政府開発援助)という形態に姿を変えて引き継がれます。1960年代半ばには、賠償プロジェクトの実施過程で大商社が直接関与するようになります。プロジェクト受注の過程で活躍した東日貿易や木下商店は、それぞれ三井物産と伊藤忠商事に吸収されました。

安倍晋三の海外バラマキ・キックバックは5〜15%》には、ODA利権のキックバックは、5%〜15%ということです。海外援助という名目で日本国民の税金である巨額の金をばら撒けばばら撒く程、相手国の権力者、日本の政治家、商社や企業の懐に大金が入るのです。

このODA利権という巨悪を終わりにするためには、多くの人がその実態に目を向けて、隠されて来た真実を知る必要があります。国際協力機構(JICA)は、日本の政府開発援助(ODA)の実施機関の一つであり、開発途上地域等の経済及び社会の発展に寄与し、国際協力の促進に資することを目的としています。

日本のODAの「円借款等の有償資金協力」「一部の無償資金協力」「技術協力」を担当する機関です。JICAの本部は、東京都千代田区二番町にあり、理事長は北岡伸一氏です。戦後賠償ビジネスを引き継ぐ、ODA利権の闇の仕組には、このJICAの組織は欠かせないと推測して、闇を統合するためのワークを行うことにしました。

国際協力機構(JICA)の役員は、理事長、副理事長各1名、理事8名、監事3名の計13名です。JICAの役員と関係者の中で数人に光を降ろしていきました。「半島系」「むさぼっている」「実働部隊」「JICAは徐福系渡来人の集まり」と伴侶が伝えて来ました。

JICAは、徐福系渡来人の過去世を持つ人たちの集団のようでした。徐福系渡来人は、やまとびとの先住民の光を奪う闇の役割をしていました。つまり、日本を暗闇にするために日本の光を封印する役目を持つ人たちです。これまでのネット情報収集で、出てくる政治家がいました。

ODA利権のワード検索をしていくと必ず目にする政治家の名前は「鈴木宗男氏」です。鈴木宗男氏は、現在、日本維新の会所属の参議院議員(1期)、地域政党・新党大地代表です。北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官、内閣官房副長官などを歴任しました。

しかし、鈴木宗男事件において逮捕され、議員資格を失い1年間収監されました。日本の政治家の中でも特に、ロシアとの関係が深いことで有名です。ウィキペディアによると、鈴木宗男事件には、様々な国家や人物が絡んでいました。

ムネオハウス事件、国後島ディーゼル発電施設事件、島田建設事件、イスラエル学会事件、モザンビーク共和国洪水災害国際緊急援助隊派遣介入事件などがあり、いずれも海外援助やODAに関係する事件です。実は、今世の伴侶は鈴木宗男氏と縁がありました。

以前の勤務先の社長の代わりに収監中の鈴木宗男氏宛の手紙の原稿を書いたというのです。その他にも、一緒に写真に入って撮影したこと、握手も幾度もしたといいます。過去のワークにおいて、鈴木宗男氏に光を降ろすと「同和」と伝えられていました。

伴侶とって鈴木宗男氏の魂的な縁を内観すると「やまとびとを裏切った人」と感じました。伴侶は先住民のやまとびとの過去世があり、鈴木宗男氏は、過去世で、やまとびとを裏切って渡来人の傘下に入ったのです。本来は、同じやまとびとだったのに仲たがいして分裂しました。

渡来人の支配下の「やまとびと」は、仲間の人たちの松果体収穫の仕事をしたのです。今世、伴侶が鈴木宗男氏と縁を持ったのは、やまとびとの過去世でのカルマの解消のためだったと感じます。最終的に、光のやまとびとは封印されました。

渡来人の配下に入って分離されたやまとびとの魂を持つ人たちは、現在、「同和」「反社」と呼ばれる拝金主義者となり、金を握って、実質的に日本の支配層となっています。《鈴木宗男疑惑》には、コンサルタント会社として「日本工営」が出て来ます。

日本工営は、戦前の朝鮮半島におけるダム建設、電源開発を起源とし、東京都千代田区麹町に本社を置く日本最大手の建設コンサルタントです。創業者と経営層に光を降ろすと「近代反社の祖」「バレたらどうしようと怖れている」と伝えられました。

鈴木宗男氏は、ODA利権という巨悪を闇に葬るためのスケープゴートにされたと感じます。日本は、大東亜戦争からの戦後賠償ビジネス、ODA利権という深い闇の仕組が創られて続いてきました。深い闇が光に統合されて、日本が輝いていくことを願っています。

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posted by 地球の子 at 20:59| インドネシア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする